色々 悩んだあげく、覚悟を決めて、突然隣の晩御飯作戦しか無いと思った。

まぁ、実際 いきなり訪ねたのは、確か午後 2時位だった。

こんにちは〜

 

はーい

 

あのー

私は、、

言うまでも、無く、母は、瞬時に、全てを悟って、眼から涙のシャワーで、あった。

私が、さっき言った、忘れないと、言ったのは

シャワーの前の、あの幽霊を見た時のような、眼である。そりゃ、そうだ。一歳前に捨てた子が、目の前に、突然、いるんだから、、

貴方のお父さんは、将来、金持ちになる人だから、貴方は、あーした方が、幸せに、なると思ったのよ、、

 

なんか訳の分からんセリフが、山のように、母の口から、湧き出ていたが、なんにも、聞いてなかった、、

長年 思っていた、母親のくせに、自分の生んだ男の子を、よく、捨てたよなぁという、感情、、

その潜在意識からか、涙は、一滴も Iミリも出なかった

 

そして母に、一つだけ、質問していいですか?

 

なーに?

 

色々な事情は、あったんでしょうが、、

まず、伺いたいのは、再婚された、旦那さんには、私の事、、つまりは離婚歴が、あり、子供を一人生んだのは、伝えたんですか?

そして、お子さん二人も、その事は、ご存知ですか?

 

すると、、

母は、 言ってない、、

 

この事実を語らず、どう入籍 結婚したか知らないが、これが、現実で、ある

私は、戸籍謄本には、全て載っちゃうから、

よくは、知らないけど、貴方が、生きてる間に必ず、私の事は、告げた方が、いいですよ、、

と、言った。

今と違って、携帯なんてないから、自分の店と家電の番号を教えて、こちらからは、TELしないので、僕の声が、聞きたい時は、いつでもTEL下さいね、、と別れたが、電話が、鳴った事は、一度も、ない。

やっぱり、私は、幽霊だった、、

 

生んだだけの母の話は、これにて 終

 

続く